- 使用順序は、基礎化粧品、メラノキュアHQ、サンスクリーン剤の順で使用すればよいでしょうか?
- 医薬分業しているので、最寄の薬局での販売でよろしいですか?
- ピーリングと併用する場合の注意点は?
- 6ヶ月間の長期使用は可能ですか?
- 使用しているハイドロキノンのタイプは?
- 開封前、または開封後の使用期限は?
- 露出部に使用することが多いと考えられますが、製品による光線過敏の恐れは如何でしょうか?
- メラノキュアHQは化粧品ですか?医薬品ですか?
- パッチテストなどに使用するサンプルの提供はありますか?
- 使用するのは夜だけでいいですか?
- 眼の中に入った時等粘膜への刺激および対処法は?
- 接触皮膚炎などのトラブルは?
- 独自の安定配合技術とありますが、どのような技術ですか?
- ハイドロキノンの光感作性について
- 染毛剤パラフェニレンジアミンとハイドロキノンとの交差感作性について
- パッチテストは必要ですか?
使用順序は、基礎化粧品、メラノキュアHQ、サンスクリーン剤の順で使用すればよいでしょうか?
ハイドロキノン製剤は毎日使用いただくことが大切ですので、1ヶ月以上負担なく使用できる手順であることを優先していただきたいと考えております。実際使用する場合、メラノキュアHQを使用した後で、その使用した部位を避けて基礎化粧を使用することは難しいと考えられますので、先生のおっしゃる通りの順が良いかと思います。なお、使用回数は朝晩の2回がお奨めです。
医薬分業しているので、最寄の薬局での販売でよろしいですか?
ご販売していただける薬局様をご紹介ください。弊社よりご連絡し、お取引の手配をさせて頂きます。
ピーリングと併用する場合の注意点は?
レベルⅠのグリコール酸ピーリングで肌状態に問題がなければ翌日以降から使用可能と思われます。一方、トリクロロ酢酸などを使用したレベルⅡ以上のピーリングの場合、フロスティングがある程度落ち着くおよそ3日後程度から使用している報告もありますが、必ず先生が確認したうえで使用可能であるか判断いただくことをお奨めします。なお、刺激を訴えるようであればすぐに中止してください。
6ヶ月間の長期使用は可能ですか?
可能です。ただしその間定期的に効果や肌状態を確認してください。
使用しているハイドロキノンのタイプは?
配合しているハイドロキノンは試薬グレードの1,4-ジヒドロキベンゼンキノールを使用しております。
開封前、または開封後の使用期限は?
本製品は未開封であれば常温で3年間保管可能ですが、製品の保存状態や製造日から納品日までの経過日数にも寄りますので、納品から2年以内を目安にご使用いただくのが良いと考えております。また、開封後はしっかりとキャップを閉めていただき日の当らない室温以下で保管していただいていれば、開封後6ヶ月間を目安にご使用いただけます。
露出部に使用することが多いと考えられますが、製品による光線過敏の恐れは如何でしょうか?
ハイドロキノンの光線過敏の報告は動物テストやこれまでの症例報告の中では認められません。なお、高濃度ハイドロキノン使用者が、長期日光暴露によりオクロノーシスが生じた報告はあります。
メラノキュアHQは化粧品ですか?医薬品ですか?
化粧品です。
パッチテストなどに使用するサンプルの提供はありますか?
ご希望される先生方にはサンプルをご提供させていただきますので遠慮なくご依頼ください。
使用するのは夜だけでいいですか?
夜だけでなく朝もご使用いただくことをお勧めしますが、朝使用する場合はサンスクリーン剤を必ずご利用いただくようご指導ください。
眼の中に入った時等粘膜への刺激および対処法は?
眼等の粘膜に接触した場合強い刺激を感じると思われます。すぐにしっかりと洗浄して取除いてください。洗浄後も刺激を感じたり、異常を感じる場合は眼科医等の専門医にて適切な治療を受けてください。
接触皮膚炎などのトラブルは?
ハイドロキノンは濃度依存的に1次刺激が高まることが知られておりますが、当社製品においてもハイドロキノン独特の刺激を感じる場合があります。しかし発生頻度となるとその刺激の感じ方には個人差があり正式なデータとしては持っておりませんが、当社での臨床テストでは27例中1例から刺激が強いとの訴えがありましたが、紅斑は観察されず最終的には1例もリタイヤすることなく2ヶ月間ご使用いただいております。一方アレルギー性接触皮膚炎については、毛染め成分のパラフェニレンジアミンや誘導体であるアルブチンなどとの交差反応が報告されております。
独自の安定配合技術とありますが、どのような技術ですか?
ハイドロキノンは熱や空気、水分、光等によって劣化しますので、弊社ではハイドロキノンを安定に保つ成分や組合せ、原料の品質を厳選し、製剤自体の安定性を高めております。また製造時や容器も熱や水分、光等になるべく曝されないよう専用の製造ラインやアルミチューブを採用しております。
ハイドロキノンの光感作性について
ハイドロキノンの光線過敏の報告は動物テストやこれまでの症例報告の中では認められません。なお、高濃度ハイドロキノン使用者が、長期日光暴露によりオクロノーシスが生じた報告はあります。
染毛剤パラフェニレンジアミンとハイドロキノンとの交差感作性について
当社では現在のところ交差感作性による肌トラブルの報告はありません。しかし、関東裕美らはパラフェニレンジアミンとハイドロキノンの交差感作例を報告しておりますので、これまでハイドロキノンを使用したことがない方の場合、事前にパッチテストしていただくことをお勧めします。
パッチテストは必要ですか?
はじめてメラノキュアHQをご使用される場合は、必ず事前にパッチテスト(上腕内側や首などの目立たない部分に塗布し、24時間後の肌状態を観察)を実施いただくようお願いいたします。